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サウサンプトン対シェフィールドの感想と南野拓実の賢さについて

久々にサウサンプトンが勝利した試合となりました。プレミア中位と下位の試合でも見応えがあって、プレミアリーグのレベルの高さを再認識した。

目次

サウサンプトン

序盤にイングスが怪我してしまって不安なスタート。南野が移籍してきてからイングスのプレーを見たけど、去年16点とったパフォーマンスを見せていたとは言い難かった。去年フル稼働した上に今年も稼働を強いられて、おそらく心身共に疲労困憊だったのだろう。1ヶ月の怪我はいい休養になるはず。とはいえ、怪我人の復帰もあってチームはいいパフォーマンスだった*1。初めてゲーム内容で相手に勝った試合を見た気がする。チェルシーと引き分けた試合も内容はボロボロだったので。

シェフィールド

不必要なファールが多かったから、今チームとしてうまくいっていないという印象を持った。とはいえマンUに勝ったチームです。インテンシティの高いプレーをしっかりと行っていた。このチームが最下位というプレミアリーグのレベルの高さは恐ろしい。

南野拓実が賢いプレーで魅せた

後半序盤にシェフィールドにサウサンプトンは押されていたんですよ。その際に2列目の守備を精力的に行い、場合によってはエリア内のDFにも参加しクリアするというのは、試合の流れを読めているなと感じた。ザルツブルグのマーシュ監督は南野のことをこのように評していた。その通りだなと納得した。

私が就任した時には、彼が私たちの存在意義の大きな一部を担うことになると分かっていた。彼は賢い、とても賢い。純粋な爆発力があるわけではないが、フットボールを理解している。ラストプレーや戦術をどう組み立てていくか分かっているんだ

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あと、見ているこっちが不安になるくらいスプリントを繰り返すし、走り続けられる。ザルツブルグでストーミングに慣れた戦術性も相まって、走れるという身体能力はプレミアの中でも武器になっている。さらにこの試合ではドリブルでボールを運び、ターンでDFを剥がし、中盤から前線へ前や斜めのパスを通すという仕事もできていた。2列目の守備、中盤を前線を繋げる仕事、いずれもハイレベルでした。決定機をものにはできなかったけど、アシスト性のパスも出せていたし、得点への感性も依然として高いです。南野って本当にすごい選手なんだなと思いました。欲を言えばもう少しロストを減らせるといいですね。
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