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ジュビロ磐田新加入モルドバ代表GKアレクセイ・コシェレフと東欧選手のJリーグ入りについて

とんでもないGKがやってきたという印象。カミンスキーのような活躍をしても驚かないです。

目次

アレクセイ・コシェレフ(Alexei Koselev)

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生年月日:1993/11/19(27歳)
身長/体重:200㎝/?㎏
国籍:モルドバ
ポジション:GK

経歴とプレー動画

【プレー動画】

Alexei Koșelev | SAVES | 19/20

【経歴】
2010–2011 CF Găgăuzia(モルドバ2部) 11試合出場
2011–2013 Dacia-2 Buiucani(モルドバユース) 8試合出場
2012–2013 → Real-Succes (loan)(モルドバ3部) 4試合出場
2014–2015 Saxan Gagauz Yeri (モルドバ1部)12試合出場
2015 FC Tiraspol(モルドバ1部) 10試合出場
2015–2017 Sheriff Tiraspol(モルドバ1部) 47試合出場
2017–2018 Politehnica Iași(ルーマニア1部) 14試合出場
2018– Fortuna Sittard(オランダ1部) 66試合出場
https://en.wikipedia.org/wiki/Alexei_Koșelev
*1

寸評

オランダで2年半やっているので相当実力があると思われる。プレー動画を見てもJリーグでは見たことないようなセーブを見せている。2020-2021シーズンは8試合しか出ていないので*2、これが移籍のきっかけかもしれない。カミンスキーのような活躍をしても驚かないです。

モルドバ代表に選ばれ23試合出場

モルドバ代表に選ばれていて、今まで23試合に出場している*3。不動の守護神と思われます。代表ウィークは離脱するかもしれない。

オランダとJリーグの平均年俸はほとんど変わらない。年俸も移籍に影響したか。

2018年におけるリーグの平均年俸は、オランダがUS$323,488、日本がUS$315,043でした*4。オランダはアヤックスが相当年俸を上振れさせているのと、アレクセイ・コシェルフが所属したチームは下位チームだから、年俸は大したことがなかったのかもしれない。ジュビロはGKの大切さを知っているチームだから、お金を積んだ可能性は十分に考えられる。

Jリーグにおける東欧選手について

GKの質は高い、カミンスキーとスウォビィクは凄まじい活躍

ポーランドからJリーグに2人のポーランドGKがやってきて凄まじい活躍をした。しかもカミンスキーもスウォビィクも代表に選ばれていないから、少なくともポーランドにおけるGKの質は相当高い。まず東欧の人たちは平均身長が高いから、それが有利に働いていると思われます。大宮に昨年加入したクリャイッチもいい活躍をしていたらしい。東欧のGKは日本人GKよりも質は高いです。

フィールドプレイヤーは代表クラスでないと厳しいかもしれない

Jリーグで活躍したフィールドプレイヤーはミキッチ、ノヴァコビッチ、ズラタンムルジャが代表的。いずれも代表に選ばれた実績を持つ選手。他にも東欧の選手は日本にやってきたけど、敏捷性、スタミナ、スピードの面で厳しいものがあった。あと意外に東欧の選手は体格の割に空中戦を好まない。代わりに体格の割に技術があって足元による打開を好む。それがJリーグの環境においてはミスマッチかもしれません。活躍した選手の共通の特徴は、いずれも代表に選ばれたことがあるということだから、そのクラスじゃないとブラジル人助っ人や日本人との競争に勝てないかも。
他の東欧出身外国人を知りたい人は大宮の東欧外国人助っ人をまとめたブログが秀逸でした。参考として載せておきます。
omiyadangikai.hatenablog.com

FC東京ネマニャ・ヴチチェヴィッチは神だった。

FC東京に2年だけいた、昔ドイツ1部ケルンでプレーしたセルビア人助っ人なんだけど、いまだにFC東京史上最強のジョーカーだったと思っている。シュート精度の高さ、強い自信、優雅さ、いい選手だった。


NEMANJA VUCICEVIC (ネマニャ ヴチチェヴィッチ), BEST OF JAPAN J LEAGUE, FIRST PART Jリーグ、ネマニャ・ブチチェヴィッチのベストプレー・パート1

カミンスキーとスウォビィクのJリーグ評とポーランドのGKについて

スウォビィクはJリーグのことを以下のように評しています。

――ポーランドのサッカーと比べてJリーグをどのように感じていますか。

日本人選手はテクニックに優れているので、ボールスピードがポーランドよりも速いんです。リーグのレベルも高いと思います。日本に来る外国人選手も、リーグのレベルをさらに高めていますね。外国籍の選手の中でも、多くのブラジル人選手が日本では活躍しています。技術面に関しては、どの選手も高いレベルにあります*5

カミンスキーポーランドのGKについてこう評していた。

彼の母国ポーランドはなぜ、優れたGKを連綿と輩出できるのか──。
「推察するしかないけれど、ポーランドでは多くの人が、若手育成がうまくいっていないと不満を述べている。だから、全般的な育成環境がその理由ではないと思う。また最近は(ロベルト・)レバンドフスキバイエルン)に憧れる選手が多いから、GKがとくに人気のあるポジションというわけでもない。ただ僕が考えるに、GKは個人的なポジションだから、よいGKコーチがいれば、優れたGKは育つ。フィールドの選手よりも、個々のトレーニングで伸びる可能性は高いと思うんだ」*6

外国人がリーグのレベルを高めているという視点は興味深い。Jリーグを見る人にとって質の高いブラジル人は当たり前の存在だけど、それはとても有難いことなのかもしれない。カミンスキーのインタビューからは、ポーランドのGKのレベルが高いのはなんでだろう?っていう印象を受けた。平均身長による母数の多さかな?

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