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アビスパ福岡のカメルーン代表ジョン・マリと中国超級出身の助っ人外国人について

ジョアンマリーのJリーグ入りが噂されているので情報をまとめました。中国超級でプレーしてきたので実力は高いです。
追記:アビスパ福岡入りが決定しました。マジで活躍すると思う。
目次

ジョン・マリ(John Mary)

【プレー動画】

John Mary #12 Best OF 2020 HD

生年月日:1993/3/9(27歳)
身長/体重:181㎝/?㎏
国籍:カメルーン
ポジション:FW
インスタは@jmarygold12

経歴

2012 Buriram United(タイ1部) 3試合1ゴール
2012–2013 BCC(タイ4部) 7試合6ゴール
2013–2014 Krabi(タイ2部) 26試合10ゴール
2014 Prachuap(タイ4部?) 16試合21ゴール
2015–2016 Vojvodina(セルビア1部) 1試合0ゴール
2016–2018 Rudar Velenje(スロベニア1部) 46試合26ゴール
2018–2019 Meizhou Hakka(中国2部) 43試合36ゴール
2019– 深圳市足(中国一部) 32試合20ゴール
*1

2021 Africa Cup of Nations のカメルーン代表メンバーに招集されている

www.goal.com
以上の記事においてジョン・マリが招集されていることがわかります。現役カメルーン代表ということですね。

寸評

速くはないです。スタミナもあまりないので守備面での貢献はあまりできないかもしれない。でもデカくて強くて上手いです。プレースタイルはボックスストライカーで、エリア内で質を発揮して点が取れます。ポジショニングもいいです。スロベニアと中国2部、中国1部で点を取り続けているという実績は信頼のおけるものではあります。Jリーグでも競り合いでは対面負けなさそうだし、安定して点は取ってくれるのではないでしょうか。

2019年における英語のインタビュー記事、所属してきたリーグの比較は興味深い

以下の記事において2019年のインタビューが掲載されています。特にタイ、セルビアスロベニア、中国のリーグ比較は興味深いです。
www.kick442.com

How do you judge the level of the Chinese Super League compared to Thailand, Serbia or Slovenia?

It’s difficult to compare the levels of these different leagues. China has a different approach, investing in big name players from Europe and South America to come over hear and help in developing their football and I must confess that it is advancing really rapidly.
Also it’s very challenging to play here as a foreigner because there is a lot of expectation placed on you, they always expect you to come to the rescue of the team whenever they are in difficulties.
You are expected to lead the team and set the example in every way.
In Thailand it’s almost the same but I think the quality of football and level of competitiveness here in China is better than Thailand.
In Serbia and Slovenia it is more of aggressiveness in their game*2.

ジョン・マリ曰く、比較は難しい。中国は大物外国人がヨーロッパや南米から来て中国サッカーのレベルアップに貢献している。しかもレベルの上昇は著しいとのこと。中国リーグはタイリーグよりも競争的。セルビアスロベニアのリーグはagressiveらしいです。激しいということかな?

中国超級からやってくる外国人について

過去記事でも紹介したけど、中国1部のクラブはどこも代表クラスだったり、得点王だったり、4大でやってきた外国人を抱えています。助っ人外国人の面ではレベルが高い。欧州中堅リーグで活躍した選手や、アフリカや欧州中堅の代表選手を引っ張ってくるのが上手。外国人の獲得についてはいいノウハウを抱えているように見える。なのでそこから何かの都合で退団した選手も能力は高いです。実際中国超級からJリーグにやってきた外国人はウタカとオルンガ。2人とも素晴らしい活躍をした。環境適応の面でも中国でやっているので心配はない。ジョアン・マリーも間違いなく活躍するのではないか。
mmc14.hatenablog.com

Jリーグに次々とアフリカ系助っ人がやってきている

札幌のガブリエル、仙台のオッティ、神戸のマシカ、鳥栖のチコとドゥンガに続いて6人目のアフリカ人選手。間違いなくオルンガの影響はある。オルンガはアフリカ人がJリーグにもっとやってきてほしいとインタビューで述べていたけど*3、現状実現している。身体能力の面で優位を取れるからアフリカ系のサイドアタッカーやストライカーの需要はJリーグにおいてあるはず。日本の助っ人外国人はブラジル人に偏っている。もちろんブラジル人の質は高いからそれでもいいんですが、選択肢が多彩な方がリーグのレベルアップにつながる。今年やってきた選手が活躍してこの流れが長く続けばいいですね。
mmc14.hatenablog.com


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