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中国超級助っ人外国人のレベルが高すぎる、一方中国から退団した外国人は狙い目という話

ZZさんのこの記事を読んで中国超級の助っ人外国人のレベルの高さに驚いたのでブログにしました。リンクはこちら、よくデータが網羅されています。
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目次

中国超級全てのクラブが質の高い外国人を抱えている

怖いのは1部リーグの16チーム全てが質の高い外国人を抱えていること。残留争いのチームがなぜ2017年アフリカ杯MVPの選手を獲得できるのか。4位、5位あたりのチームになぜフェライニなんているのか。代表に選ばれている選手も多い。
Jリーグで素晴らしい成績を残したブラジル人は時折中国に移籍する。レナトやラファエルシルバ、セルジーニョ、レオナルド等がその例に当たると思う。でも彼らよりも実績と能力を持った外国籍選手がたくさんいます。驚きを隠せない。

中国超級の助っ人外国人の国籍は多様

Jリーグに比べるとアフリカ、欧州中堅国の選手が多いのが特徴。中国は1950年からアフリカ諸国と関係を深めようとしてきたし、ヨーロッパとも一帯一路構想で関係を深めているから、その影響もあるのだろうか。
むしろJリーグがブラジル人に偏りすぎているのかもしれない。各国の外国人の分布がわかるデータがあれば面白いですね。

なぜ中国超級は投資に見合ったレベルアップがなされていないのか

中国人選手が想像以上に伸びていないことが原因なんだとは思う。中国選手の悪評は度々外国人からも指摘されている。
ザッケローニは中国選手をサッカーの実力では日本の高校生以下と評した*1。リッピの右腕として働いたコーチも中国のリーグのインテンシティが非常に低かったことを指摘している*2。助っ人外国人のレベルがいかに高かろうと出場できるのは3人までで、残りの8人は中国人だ。その選手たちの実力に引っ張られてそういう事態になるのではないか。助っ人外国人の影響によってゴール前の質は高くても、それ以外の質は低いという事態は起こりえそう。

中国経由の外国人は狙い目、前例にウタカとオルンガ

中国の助っ人外国人の環境は、Jリーグで素晴らしい結果を残した選手でも見劣りするような理不尽なレベルの高さ。そのような環境だから何かの都合でうまくいかなかった選手は狙い目。Jリーグでも活躍する可能性は高い。多少年俸が高くてもその年俸に見合った活躍をするはず。ウタカとオルンガという前例がある時点で、質は十分に保証されているはずだ。

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