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三笘薫のすごさについて

去年の三笘薫が凄まじいパフォーマンスを発揮していたので、凄さをまとめてみようと思います。
プレー動画は動画はこれがまとまってていい感じです。

【怪物】三笘 薫 2020 - Crazy Skills - Mitoma Kaoru Kawasaki Frontale

目次

体格がよくて身体能力が高くて技術がある

まず178cm71kgと体格がいいです。背もそこそこ高いし、体重も軽いという訳ではない。スポーツにおいて体格があることが不利に回ることはまずないです。もちろんスペシャルとまでは言わないけど、世界でやっていけるフィジカルがあります。
身体能力面では、敏捷性もあるしロングスプリントも速いです。様々な面から速いってことです。身体も柔らかい、特に足首が柔らかいですね。弱点はスタミナが若干少ないくらいかな?
技術面もボールが足から離れないし、トラップもうまい。ドリブル技術あり、ショートパスミドルパスも上手です。シュートも強くて低いボールを蹴ることができます。

1対1の突破を得意とするサイドアタッカー

ドリブルで1対1を仕掛けて、相手を剥がすことができます。相手の重心の逆をとれて、ボールが足から離れなくて、なおかつ速いので相当厄介です。2020年のJリーグでは誰も止められないといっても過言ではない状態でした。

崩しのパスと長距離のドリブルでボールを敵陣に運べる

DFを騙して、DFが切ってるはずのパスコースにパスを出す、スルーザマーカーも得意です。この技術でブロックを崩して相手PA内へボールを運べます。
あと、スピードを活かしてボールをドリブルで運んで、陣地回復をすることもできます。1対1で打開するドリブル、ボールを敵陣へ運ぶドリブル、両方できる存在は貴重です。

得点も取れるしアシストもできる

PA内でいいポジションをとって、得点を重ねることができる。クロスに合わせることができるウイングは強い。
そして低くて強いシュートを打てます。 強いシュートが打てないドリブラーは敵を抜いても手詰まったりするので、両方の要素を持っているのは大事です。
DFを騙したシュートもうてる。こういったシュートはGKが予測できないから、決まりやすい。これらの要素が相まって、得点の技術が高いといえます。
さらにアシストもできます。1対1でDFを剥がした後のラストパス、クロスの精度が高く多くの点を生み出しました。カウンターを完結させるパス、DFの虚をついたパス等もあってパターンが多彩です。
その結果2020シーズン13G12Aという凄まじい結果を叩き出しました。

かっこいい

ウイングってサッカーにおける花形ポジションです。このポジションを務めるなら、アザール然り、ネイマール然り、プレーがかっこよくあって欲しいなと思います。そして同じポジションであるドイツ代表のサネについた書いたブログの中に、いい文章があったので引用します。

しかもザネーは、試合を決定づけるゴールをよく決める。Game deciderだ。加えて、かっこいい。これは顔が良いというだけではない。手足が長くてスタイルがいいし、ドリブルの姿勢も良い。ショットモーションも良い。シュートの軌道も美しい。フリーキックの落ち方は感動ものだ。スターリングやベルナルドのドリブルは一生バタバタしているだろうが(それでも有効だから何の問題もないけど)、ザネーは見た目が美しい。そしてウィングという職業は、そういう飾って眺めて楽しめる美しさが大事なのだ*1

三笘は十二分にその役割を果たしている。見ればわかると思います。スタイルが良くて上手くて速くて美しいです。

まとめ

できることが多すぎる。しかもどれも高いレベルでできてしまう。去年のJリーグでは無敵といってもいい状態だった。来年以降、どこのチームに行こうともたくさん試合に出て、今のパフォーマンスを発揮し続けて欲しい。

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