【Jリーグ2020】将来日本代表に入るであろう期待の若手【小川航基、宮代大聖、西川潤】
Jリーグが6月27日に再開されることが発表されましたね。ブンデスリーガの試合は普段の8割位の質が保てていたので、Jリーグを見るのも楽しみです。
今回は各世代のトップ選手で、実績の割に注目されてないと思う若手3選手を紹介します。
小川航基
所属クラブ：ジュビロ磐田
ポシション：FW
生年月日：1997年8月8日（23歳）
186cm78kg
前シーズンの成績
ジュビロ磐田 5試合出場0試合先発 0G0A
水戸ホーリーホック 17試合出場14試合先発 7G0A
言わずと知れた東京オリンピック世代のエースFW。大怪我をしてしまってここ最近は足踏み状態だったが、去年水戸にレンタル移籍して7Gを挙げた。たかが7Gと思うかもしれないけど、これはすごいことです。水戸というずば抜けて強いとは言えないチームにおいて、加入早々半年で7Gといえば凄さが伝わると思う。今年一年間パフォーマンスを維持して出場し続ければ20Gは堅い。
この選手の凄いところは、186cmと大柄なのにシュートパターンをたくさん持っていることです。名波監督が言うには高原よりもシュートパターンが多いとのこと*1。この二つが揃っている選手は世界を見ても少ない。
23歳というと若手ではないなと思うかもしれない。でも河端さんは大型ストライカーは5年待てと言っている*2。確かに大迫も二桁とったのは高卒5年目だし、一理ある。この2年Jリーグで点を取り続けて無双、海外に移籍してそこでも点を取り続け、日本代表のエースとして君臨という経路も全然ある。もちろんジュビロのアイコンとして絶対的なFWになるだけでも素晴らしいことです。
個人的に完成形はチーロ・インモービレだと思っている。参考までに動画も載せておきます。
小川航基 - 水戸ホーリーホック (←ジュビロ磐田) 2019 KOKI OGAWA
【インモービレ（ラツィオ）｜プレー集】今シーズンのゴール＆スーパープレーをおさらい！｜セリエA 2019-20
宮代大聖
川崎フロンターレ
2000年5月26日(20歳）
178cm73kg
ポシション：FW、WG
前シーズンの成績
川崎フロンターレ 0試合出場
レノファ山口 19試合出場17試合先発 2G2A
各世代日本代表においてFWとして点を挙げ続けた。川崎ユースの至宝で、クラブ最年少記録でチームと契約を結んでいる。昨シーズンは出場試合を得るため山口にレンタル移籍。
昨シーズンの成績を見て、我慢して使ってもらっていたのかなって思っていた。でも実際は下記の記事曰く違うみたいで、ボールを納めてからのターンが十二分に通用して戦力となっていたらしいです。点を取る能力だけじゃなくて、FWとしてボールを守る能力もあるなら相当高いところへ行くのではないかと思わされます。身体がとても強くてサイズ技術も水準以上なのは心強い。
今シーズンは川崎に所属していて、相手はレアンドロダミアンと小林悠だから相当手強い。一方で2020ナビスコ杯で右ウイングとして出場してたらしいので、もしかしたら今年で出場を重ねてブレイクもあるかもしれない。
宮代大聖 - レノファ山口 (←川崎フロンターレ) 2019 TAISEI MIYASHIRO
西川潤
セレッソ大阪
ポシション：WG、OMF、ST
2002年2月21日(18歳）
180cm70kg
昨シーズンの成績
セレッソ大阪U-23 1試合出場1試合先発 0G0A
セレッソ大阪 1試合出場0試合先発 0G0A
桐光学園で3年間10番を背負い続けた逸材。2019年にはU-20W杯のメンバーに飛び級で選ばれていて、2019年10月のU-17W杯では予選第3戦のセネガル戦において決勝ゴールを挙げている。何が言いたいかっていうと日本が誇る至宝だということです。プレー集を見ても本当になんでもできることがわかる。デカい速い上手い強い賢いって印象。
セレッソでは香川乾清武柿谷南野の系譜を継げるはず。でも試合に出れるかなと思ってメンバーを見たら、2列目は水沼清武柿谷坂元（去年山形で卓越した活躍を見せた23歳の選手）と恐ろしい程の充実具合で驚いた。幸いFWもできる柔軟さもあるとのことなので、J1のリズムに慣れて試合に出ている姿を見たい。何もしていないうちから期待をかけるのはよくないことだけど、それでも期待をかけている。
JUN NISHIKAWA 西川 潤 | Insane Speed, Goals & Skills | 2020 | Cerezo (HD)
